【TEDレビュー】幸せをお金で買う方法

この記事は4分で読めます

おすすめTEDで検索したら出てきたものです。

有名なものなので、
みたことある方もいるでしょうか。

「誰かのためにお金を使うと、幸福感が上がった」
という調査結果について教えてくれています。

「お金で幸せを買うのは簡単です。
 誰かのためにお金を使えばいいのです。」
「お金で幸せが買えないと思い込んでいる方は、
 お金の使い方を間違っているだけなのです」という、
一見道徳の授業のようなテーマですが、どっこい、
きちんといろんなところで実証実験が行われていて、
その結果を、論理的に解説してくれています。

10分程度の動画なので、サクサクみれます♪

色々な宗教・文化で
「他者のために生きなさい」と教えられるには、
やはりそれなりの、
経験や知恵による裏付けがあるということなのでしょう。

それにしても、
「自分のため」にお金を使っても、
幸せにならなくて、
「他人のため」に使うと幸福感が上がるのは
一見不思議に思えるかもしれません。

でも、
日本人だって、
本来は、
「みんなのために」
「全体の利益のために」と、自然と
「他者の利益のための行動をとれる文化」
があったはずなんですよね。

私はたまたまど田舎に住んでいるのですが、
田舎ってまだまだ、
古い感覚が残っていたりします。

隣近所皆顔見知りで、
仲間みたいな感覚で、
(町内会のイベントとかめっちゃあります・・・!)、
自分が使わなくなったものを、
自然に誰かに譲ったりするのです。

もちろんまだまだ使える綺麗なものばかり。

例えば、
自分のためだけに使うなら、
リサイクルショップとか、
メルカリとかに売れば、
お金になるものもあるんじゃないかと思います。

自分のためにお金にする、
っていう選択肢も取れるし、
ゴミの日に捨てちゃう、
っていう選択肢も取れるはずなんです。
(特に服なんかは)

けれど、それよりも、
「○○さんのお家で使うかな?使ってくれたらいいな」
というような善意で、
自然に譲り合いが起こる。

あとは、
畑でとれた野菜なんかを
お互いもらったりあげたりするのは定番ですね。
これも「あんたんち確かナスはやってなかったら?
(作ってなかったよね?)
いっぱい取れたから使ってー」みたいに、
わざわざ訪ねてきてくれる。

どこかでみて納得したことがあるんですが、
田舎でそう行った譲り合いが起きるのは、
「個人の利益」じゃなくて、
「コミュニティ全体の利益」
を基準にしてるから、なのだそうです。

うちのものはうちのもの、
じゃなくて、
うちのものだけど、
もっと大きい観点で見たら、
地域みんなのもの、
っていう感覚が強いんですよね。

もっというと、
自分自身が独立した1人、
と言うよりも、
地域の中の1人、
と言う感覚なのかも知れません。

都会なんかは、
現代化の過程で
そういう感覚が失われてきてしまったかもしれません。
そもそも、
都会では隣近所に住んでる人の顔も知らないことも
ザラにあると思います。

そういう事情や、
おそらく学校教育や
テレビなどのメディアの影響などもあって、
(個人至上主義が多いですよね)、
いつのまにか「他者のために自然と貢献する」
っていう感覚が薄れてきてしまったのだと思います。
「個人主義」「自由主義」の弊害なのかもしれませんね。

一見、「自分の幸せのためにだけ生きる」ことは、
合理的に思えるかもしれません。

だって、他者に貢献したところで、
必ずしも見返りがあるとは限らないじゃないですか。

このTEDで説明されている実験では、
たまたま「もらったお金」を
自分自身のために使うか、他人のために使うか、ですけど、
実生活でこれやろうとしたら、
自分自身で苦しみながら稼いだお金を使うわけです。

自分自身に余裕がなければないほど、
「自分のお金」は自分でため込もうとする。

他者にお金を使うことは、
単純に金額の面からいったら、
「損してる」ことになるではないですか。
資産的な面から見ても。
まあ、実験でも使われてたのは
5ドル(約500円)や20ドル(約2000円)ですから、
資産が減るっていってもそんなに大きな額ではないですが、
それでも「個人としての資産」は
確実に減りますよね。

でも、他者にお金を使った場合はどうでしょうか。

動画内で、
実験でもらったお金で、
お母さんにプレゼントを買った女の子の事例が紹介されていました。

想像ですが、
自分の娘からプレゼントをもらったら、
ほとんどのお母さんは嬉しいはずです。

女の子は、
自分の資産(まあ実験上もらったお金ですけど)を減らし、
母親にプレゼントをする。
母親は喜ぶ。

女の子1人で見たら、
資産は減っているけれど、
お母さんと女の子という、
母娘のコミュニティ単位で見たらどうでしょうか。

もしかして、
失ったお金以上に、
そこに喜びという価値が生まれているのではないでしょうか。

娘からのプレゼントなんて、
私だったらプライスレスです、プライスレス!!

しかし、
「自分のためにお金を使った場合」はどうでしょうか。
使い所にもよるけれど、
誰かから何かをもらった以上の喜びは、
やはりないのではないでしょうか。

たいがいが、
お金を払って得たものと、支払ったお金は、
「等価交換」である、
という感覚でしょう。

「自分のためにお金を使った」結果は、
「変わらなかった」そうです。
決して悪くなるわけではなく、
「変わらなかった」です。

これはつまり、
価値が「等価交換」されていることの
証なのではないでしょうか。

けれど、
「他人のためにお金を使った」チームは、
仕事の成果が上がったり、
試合で良い結果が出せたり、
何かしらのプラスの現象が起こっていたのです。

もちろん、
個人レベルでも「幸福感の増加」という現象は起きていましたが、
チーム単位で、
全体として向上している、
という結果が出ているのが、
非常に面白いな、と思いました。

つまり、
コミュニティの他のメンバーに対してお金を使った場合、
「コミュニティ全体としての価値(資産)は増大している」
と言えるのではないでしょうか。

もちろん、
「幸福感」という見えないものも増えてます。
目に見える成果や生産性、
勝利などの結果も全部ひっくるめて、です。

日本人は「景気が良くない」と感じて久しいですが、
そういう意識でいると、
みんなお金をとにかく貯金しようとしますよね。
自分のためにすら使わない。
これじゃ、景気は周りもしないし、
もちろん、日本全体としての価値・資産も増えません。

もしかしたら、
ほんの少額ずつでも、
他人のためにお金を使うことをみんながしたら、
日本中全体の幸福感や生産性や資産価値なんかが、
増大していくんじゃないかな?って思います。
極論かもしれませんが、
あながち嘘じゃないと思ってます。

ビジネスだって、
「自分のため」という動機で始めたビジネスは
多くの場合失敗に終わるのです。
これは、私がビジネス講座に通っている時、
多くの事例を教わりました。

そもそもビジネス、お仕事は、
他者に価値を提供することですから
当たり前っちゃ当たり前なのですが、
「他人のため」というベクトルに意識が向くと、
結果的にビジネスは成功し、
その人も富んでいくという現象。

なんか今回のtedと繋がるところがあるな、と。

「誰かのため」に何かする。
それは、幸せになるため、
自分の人生をよりよくしていくため、
の基本的な原理原則なんじゃないかな、と思いました。

急がば回れ、じゃないですけど。

幸せになりたいのなら、
まず自分のことは置いといて、
周りの誰かが幸せになることを考えて、実践する。

そっちの方が、幸せには近道なんじゃないか、

って思いました!

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